躰中に傷跡のある左瞼が無い女。

瞼が無い左目は常に充血し、視力は殆どない。

【来歴】

呪イ屋の殺シ屋で、元々優れた容姿と完璧な仕事で裏社会でそれなりの知名度を得ていたが、
ある時依頼された殺しのターゲットである殺人鬼に返り討ちに遭い、体中をボロボロにされた。

その後一命を取り留めたものの体全体に切り刻まれた跡が残り、
抉られた左目はまぶたが完全に無くなり眼球が常に露出し続けると言う二目と見られぬ醜悪な容姿になってしまった。
こうも印象的で目立つ容姿となり、更に標的に返り討ちにされたと言う悪評が立ってしまっては殺シ屋等出来るはずも無く、廃業。

美貌を失い、名声を失い、職を失った彼女の殺意はただ一人へと、

殺シ屋を殺シた殺人鬼へと向けられる事となる。


【性格】

大人びていて少し冷たい印象もあるが、
実は柔和で、茶目っ気たっぷりな性格

の様に見せかけており、激怒したり興奮するとその本当の性格が露になる。
本性は口汚く、傲慢且つ狡猾で残忍。
またとても執念深く、一度でも逆鱗に触れると途轍も無く厄介。

元々金に汚かったが前述の一件以来更に執着するようになり、
金を求めて依頼をこなし、結果として悪人ながらも感謝されることがある。

金に執着する理由は大金を貯めて体の傷を全て消す事。


【戦闘能力】

身体能力は成人の女性並みだが、様々な暗殺武器を使いこなす他、
後述のスタ[ﾋﾟｰ]ドと言う超能力を使える。

ス[ﾋﾟｰ]ンド名 - ロヴァー・ゾンビ

タイプ - 遠距離操作型

破壊力 - E　スピード - A　射程距離 - A

持続力 - B　精密動作性 - C　成長性 - E

●●[ﾋﾟｰ]タンド概要●●

影に取り憑く呪いのスタン[ﾋﾟｰ]。
本体の影を光の向き関係無く遠くまで伸ばす事が出来、
その影を踏んだ相手の影へ取り憑き(取り憑いた相手の影も伸ばす事が可能)、取り憑いた相手に様々な呪いを掛ける。

掛ける呪いに制約は無いがあまり複雑な効果の呪いはかけられなず、更に呪いの強さは本体と対象の距離に比例する、

例えば「脚を怪我する呪い」をかけたとすると、本体と対象の距離がかなり離れていた場合ただ「擦り傷程度の怪我を負わせる呪い」で終わるが、
本体と対象がほぼ密着した状態だと「脚が切断する程の怪我を負わせる呪い」等言う様に対象に本体が近づく程呪いの力が強くなる。

掛けた呪いは強弱関係なく成就すると、瞬間的にロヴァー・ゾンビは本体の影へと戻るため、
連続して呪いをかけることは出来ない。

呪いの他にロヴァー・ゾンビ自体も攻撃できるがお世辞にも強いとは言えない(全力で攻撃してやっと人間に切り傷が付けられる程度)。

影に取り憑く“ス[ﾋﾟｰ]ンド”であって“影”その物ではない為[ﾋﾟｰ]タンド像に攻撃する事は可能、
ただしスタンド像は小さく、すばしっこいので狙って当てるのは困難。
また、影を直接踏ませないと取り付けないため、対象に日陰へ逃げ込まれると対処出来ないと言う弱点がある(既に影を踏んで取り付かれている場合でも、日陰に入ると取り付き状態を解除される)。



※
アイコンとして暗黒工房様(http://www.ankokukoubou.com/)の素材を使用しております。