ENo.206 ウラブラスク＝B＝ロット

肩程度まで伸びた赤髪を縛っている。赤目。
165cmぐらい、45kgぐらい。
動き易い服装をしている。

元は孤児だったがとある組織に拾われ肉体の鍛錬・通常の手段ではない肉体強化・魔術による精神操作を受ける。
それ以外に縋る物も信じる物もまともに生きた記憶も無かった彼は何一つ疑問に思うこともなくただその日を生きるために戦い続けた。
しかし、同じ組織の所属である蒼髪の少女との共同任務中に失敗。
処分を恐れた少女に連れられるままに逃走を始める。
多数の追手に追い付かれ、あわや終わりかと言う時に、とある３人組と出会う。
頭目の黒髪の男の一助で危機的状況を脱した２人は、暫く彼らの一行と行動を共にする。
しかし、度重なる襲撃の毎に一行へ迷惑を掛ける事に心を痛めた少女がこの場所を離れることを提案。
頭目の男より世界を出る事の出来る次元の門の存在を聞いた２人は礼を告げ、再び２人で放浪を続けることとなる。
追っ手を退けつつ次元の門にたどり着いたが、そこでの最後の追撃によるものなのか、次元の門が強制起動。咄嗟に少女を庇い、軽く揉み合った結果、門へと押し込む形になる。
背に一撃を受けながらもすぐに体勢を立て直し、迎撃を再開。
奮戦するも傷が祟ってか力尽き、背負っていた門に仰向けになるように倒れ込む。
そうして、門は再び起動した。

目覚めた彼は、この世界に居た。

直情的な性格。考えなしに動く上、善悪の区別が殆ど付いていないので突拍子もない行動を取る。そして相手の状態を顧みない。いわゆるKY。突き抜ける馬鹿。
流されて生きてきたせいか、はたまた自分の意思を出さなくてもよかったせいなのか、自分の意思と言うものは殆ど持ち合わせていない。
しかし思考をしないと言うわけではない。故に思いついた事を自分の意思とし、突飛な行動へと繋がる。
研ぎ澄まされた直感と強化された肉体に従い、機動力を重視した近接戦闘で戦う。
その中でも密着スレスレの超近接距離を得意とし、距離を一気に詰めてラッシュを掛ける典型的なインファイター。己の拳で戦う戦士。
拳での一撃には微弱な魔力を込めており、肉体的なダメージと魔術的なダメージの双方を期待出来る。
彼にとっては甚だ不本意だが魔術による遠距離戦闘も可能。だがあくまで「出来る」レベルの為、戦力的には数合わせ程度にしかならない。

イラスト及びアイコンはEno.309のPL、ラサツバサさんより頂きました。感謝。