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世界共通! No.580 抗時空ビールバー『六命館』-ビールコミュ | アルク・ビアハウト・ホップシンヨール |
抗時空間ビールバー『六命館』 そのような文字が刻まれた銅板の看板がキシキシと揺れていた。 その下にある、かしいだ形の檜のドアを押し開けると、あなたの目にその異様な光景が飛び込んできた。 天井からぶら下がる、数多の金と銀の歯車が噛み合い組み上がっている巨大な時計。 床に置かれた、呵呵と笑い声を出す老シャム猫の真っ黒な真鍮像。 上下にピストン運動し、色の付いた蒸気を吹き上げる瓢箪型の機械。 空気を送り込む巨大な翼を甲高い音を立てながら羽ばたかせる、歯車で作られた鷹型の模型。 店の隅という隅に、山積みとなって音を立てているそれら。 無数の歯車の音。甘いアルコールの香。肌に触る、熱に満ちた乾燥した空気。 何処を見ても視界の中では常に何かが動いていた。まるで空間全体がひとつの巨大な機械であるかのように。 そこはバー呼ぶにはあまりにも混沌とした空間であった。 緩やかな弧を描く形のカウンターの回りは片付けられ、幾つかの椅子が用意されている。椅子も他の物と同様多くの歯車が複雑に絡み合った構造であった。 薄暗い店内にあって、カウンターだけは壁や天井からぶら下がるアーク灯に照らされ、明るい。 「やぁ、こんにちは」 背の高い、古ぼけたマントを羽織った男がカウンターの奥から姿を現した。 「ゆっくりと時間を忘れて」 男は壁に付けられた円柱形と直方体を組み合わせたような装置のレバーを引く。 装置が複雑に動作し、装置から飛び出ているノズルのようなものがブルブルと震えた。 「きみの旅のその由も忘れて」 ノズルから勢い良く黄金色の液体が吹き出て、その軌跡が弧を描きく。投げ銭を受け取るマジシャンの如く、右手に持つ真鍮のグラスでそれを受け止めた。 「しばし一緒に楽しもうよ」 あなたの前のカウンターに、それはそっと置かれた。 ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー* ビール飲もうぜ! こちらはビールに関する情報交換のコミュニティです。 好きなビール、印象的なビール、ビールの旨い店、ビールに合うつまみ… ビールに関する話題ならなんでもウェルカム! コミュ主は毎回1本ずつビールを紹介するらしいですが、予定は未定。(多分海外ビールが中心になるかもしれません) |
コミュニティメッセージ |
ハント(1632)からのメッセージ: 「黒、流行りなのかね。 俺は一本程で満足しちまうんだが、美味いのは美味いからな。 ライオンスタウトあたり、久々に飲みたいもんだが・・・。」
「・・・いや、此処ならタクティカルニュークリアペンギンも置いてあるかも知らん・・・。」
葛葉(2667)からのメッセージ:
葛葉「そういえば最近見る「IPL」ってどんな括りになるんでしょね?
自動人形4式(3216)からのメッセージ:
自動人形4式「>葛葉さま ……確かに。アサヒスタウトと間の様な商品ではありますな。アサヒスタウトは流通の面であまり見ないのは確かですが。アサヒ黒の良くみる事……。商業ベースで考えると中途半端な商品にも価値はあるのかもしれません。」
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コミュニティ参加者 |
参加者 計 34 名
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