───アタシの名前はラルム。溢れる闇を抑えきれない女剣士。ダークネスオーラで殺戮衝動の虐殺ガール♪
アタシがつるんでる友達はマッドサイエンティストをやってるクライエ、ギルドにナイショで
闇市場で働いてるタナカ。訳あって暗殺グループの一員になってるシーア。
　友達がいてもやっぱりこの世界はタイクツ。今日もクライエとちょっとしたことで殺し合いになった。
女のコ同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で地下闘技場を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ？自分らしさの演出とも言うかな！
　｢あー詩ねば良いのに｣・・・。そんなことをつぶやきながらしつこい出場要請を軽くあしらう。
｢カノジョー、ちょっと狂ってくれないかな？かな？｣どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
受付の男はカッコイイけどなんかモヤシでキライだ。もっと闇に呑まれたアタシを見て欲しい。
　｢キシャアアアアアア！｣・・・またか、と没落貴族のアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっと声のしたほうを見た。
「・・・！！」
　・・・チガウ・・・今までの敵とはなにかが決定的に違う。マッドネスな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・・。「・・・（気持ち悪くて強そう・・・！！・・これって運命・・・！？）」
それは魔獣だった。駆け寄って一閃。「アハハハハハハハハハハ！！」必殺技を決めた。
「ザンッ！ズシャッ！」魔獣は倒れた。金になりそうなものを盗んだ。スティール（笑）