黴臭く、蝋燭の明かりだけが頼りの、暗い部屋。

決して広くない部屋には、大きな本棚がいくつも並んでいる。
どれにもぎっしりと隙間なく本が詰め込まれているようだ。

奥には読書と筆記のための机と椅子が申し訳程度に設置されており、女が一人座っている。どうやら管理人らしい。
女はあなたが入ってきたことも知らぬげに、書物に没頭している。

壁には紙が貼り付けられており、こう書かれていた。

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当図書室は術士関連、もしくは関連と思われる書物のみ集められております。
一般の参考書や小説、絵本などは一切扱っておりません。
火霊、水霊、風霊、地霊、光霊、闇霊、呪詛、夢幻、召喚などを学習されておられる方のための図書室であり、そのような方の利用をお待ちしております。

当図書館の蔵書は全て貸し出し禁止となっております。
閲覧のみ可能です。ご了承ください。

当図書館のご利用は以下のような方に特にお勧めです。


○書物を媒介にして術や召喚を使用される方、またその研究をされておられる方

○術や召喚に関係あると思われる書を身に付けておられる方、またその研究をされておられる方

○術に興味があるが予備知識がなく、参考書を探しておられる方

○他の術者と交流したい方





※周りの迷惑になりますので大声で話すのはご遠慮願います。

クー(32)からのメッセージ：
クー「知識がある程度溜まったら…次は実践だよね……」

ピアノ(58)からのメッセージ：
ピアノ「…次元重複魔術は、複次元間に干渉するエーテル波が重なるポイントを術式降点に定める為、発信点の設置は次の計算式に……ぶつぶつ」
ピアノ「ふう…。根を詰めて勉強すると、いつの間にか時間が過ぎてしまいますわね。ちょっと、ティーブレイクにしましょうか」

てぃあこ(114)からのメッセージ：
「魂に関する書物は……儀式魔法の本とかがいいかな」

ディー(115)からのメッセージ：
ディー「……リンお嬢様の匂いがしないのですが，大丈夫でしょうか？」
ディー「ただ，居ると常に緊張を強いられるのでそれもどうかと思いますけど．（ぼそっ」

＞ファーナ
ディー「休むことは大事です，ファーナ様．リラックスした脳でないと本来見えるものも見逃してしまうものです．」
ディー「ちなみに，どのような素材をお探しなのでしょうか？」
＞ミネット
ディー「ミネット様，ツァトゥグアはサイクラノーシュより地球に飛来した神性です．」
ディー「少なくとも地球上で蛙が発生する以前に存在したはずですが……『Book of Eibon』に詳しいことが書かれていたはずですが，リンお嬢様に聞かないと書籍はどこにあるかわからないです．」

こっくりさん(141)からのメッセージ：
こっくりさん「この『DI』って呪文は一体なんなんだろうね？
術式、系統は蘇生呪文のはずなのに、火葬の呪文って扱いなんだけど」

こっくりさん「＞エルリッヒ
怖い話か……恐怖ってのは、味覚みたいなものだよ。君が怖いと思うのは、どんなことかな。
ま、そうだね……じゃあこういう恐怖の形はどうだろう」
こっくりさん「ミトドケって知ってる？　見届ける、のミトドケ。少しだけ空いた扉とか、押入れの扉から気配を感じたことない？
そういう時、君はミトドケに見られているんだ。まぁ妖怪みたいなものでね。何か悪さをしてくるわけじゃない。
ただ、ミトドケの姿を見ると、頭がおかしくなる。余程怖い姿をしてるのか、理解できない姿をしてるのか……
詳しいことは何もわからない。なにせ見た者は正気を保っちゃいないからね」
こっくりさん「ま、見ようと思って見れるものじゃないんだけどさ。
寝てる時には顔の真ん前。本を読んでるその後ろ。ミトドケはどこにでもいるよ。
その存在を意識した瞬間から、君は誰かに見られている」

カティ(1151)からのメッセージ：
カティ「水霊と光霊の相乗……ふむふむ……うーん、これなら新しい術もうまくいくかな？」

ミネット(1187)からのメッセージ：
「……」

「――止めとこう。今のあたしに召喚術は過ぎた代物だ」

　手にした魔道書を閉じ、そっと棚の奥へ戻しました。

フウリ(1253)からのメッセージ：
フウリ「ええと、風に関連する技能は……『清風明月』？響きが綺麗ね」

リン/デストニアス(2082)からのメッセージ：
「・・・さすがに、実践してみないとダメかしら。」
　白王石や公孫樹に関する文献を漁っているらしいが、芳しくないようだ。

キング(2361)からのメッセージ：
キング「六属性全てを合成した魔術書等ないものかな。あれば我にうってつけなのだが（がさがさ）」